COVID-19の状況が落ち着かいない状態が続いている中、緊急事態宣言も延長となり、活動機会が減ってしまっている方や行動範囲が制限されてしまっている方も多いかと思われます。 そのため、必然的にご自宅内で過ごされることが多くなってしまうことで、身体能力が低下してし
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思うように身体を動かしたい:感覚に働きかけるヒトとモノ
椅子に座る動作の練習をするときに、尻もちをつくように座り込む人や、後方にバランスを崩してしまう人がいます。 ゆっくりバランスを保ちながら座るには、体の重心を、左右の足底で囲まれる部分(立っているときの支持基底面)の中からはみ出さないようにしゃがみ込む必要が
あおい會 法人理念〜生活を支える医療介護福祉連携提供編〜
当法人理念は「ひとり一人が輝いて生きるー自分らしさを光らせてー」下記の図は、自己実現理論(心理学者アブラハム・マズロー)の欲求5段階説図に註釈をいれています。一人の心理学者の理論ですが、当法人を理解してお仕事していただく上でお伝えしやすいので、新入職者オ
退院直後は在宅急性期!!
訪問リハビリテーション管理者養成研修会STEP1を受講してきました。密度の濃い、学びの多い研修会の中で、私にとって一番印象的な言葉が、逢坂伸子先生の「退院直後は在宅急性期です。 その時にリハビリテーションのバトンはスムーズに渡っていますか?」という言葉でした。
5分でわかる!障害のある人の主体性
脳卒中などの中途障害例は、当初は受け身で依存的な立場になりますが、その後「主体性」を持って新たな生活の再構築をして、自分らしい生活をされている方がいます。ちょうどよい細かさ・大雑把さの「主体性回復プロセス」モデルが事態を理解するうえではちょうどよいと思われます。
障害のある人とのかかわり方 主体性を促すかかわりの共通点
「障害者が主体性を回復したことにより、長期的にその人らしい生活を構築していけた」と感じられる経験を持つ専門職は少なくないと思われます。「主体性」回復を促すようなかかわり方は様々だと思われますが、共通点がないわけではないと考え、かかわり方の共通点をモデル化しました。
あおい會 法人理念〜スタッフ編〜
当法人理念は「ひとり一人が輝いて生きる~自分らしさを光らせて~」です。以下の図は、自己実現理論(心理学者アブラハム・マズロー)欲求5段階説図に註釈当法人理念について「理念成り立ち編」「理念自己実現編」に続き、日夜各部署の役割と内外部連携を行い「生活を支え
訪問リハビリテーションの修了 主体的な行動へ
訪問や通所リハビリテーションは、入院リハビリテーションのように退院という節目や外来リハビリテーションのように期限が決められていないため、長期間関わりを続けていることが多く見受けられると思います。しかし、ただ漫然と続けるのではなく、「訪問リハビリテーション
プロゴルファーのような平常心を持って
森山医院の看護師です。 私は、プロゴルフの番組をTV観戦するのが大好きです。日曜日の午前中、主人と二人で朝食を摂りながら、録画したゴルフ番組を見たり、午後の試合を見たりしています。先日、マスターズ優勝の松山英樹プロの試合はとても感動しました。 プロゴルファ
有床診療所の看護 生活を支える看護を目指して
【有床診療所の看護ってなに?】「有床診療所」「地域包括ケアシステム」聞いたことはあるけれど、実際にはどのような看護が求められているのか?は分かりにくいと思います。そこで、実際の有床診療所の看護の様子をお伝えしたいと思います。 当院のご入院は、環境調整を含
生活期リハビリテーションとYouTubeの活用
訪問リハビリテーションの利用者さんだった脳血管障害による右片麻痺の40代男性の方。母親と二人暮らしですが、家事をしてくれていた母親の体調不良のため、家事全般が滞ったという経験をされました。将来、独りで生活する事になった場合の家事全般、特に洗濯物を干す事と調
有床診療所での言語聴覚士としてのかかわり
私は言語聴覚士として医療の現場に従事しており、脳血管障害や頭部外傷、変性疾患等による言語障害、高次脳機能障害、嚥下障害のある方の評価や練習などを主におこなっています。 嚥下障害のある患者さんには嚥下評価や機能練習を中心におこなっていきますが、「食欲がなく
静けさの中の対話
対話の森ミュージアムにおいて開催されている、音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテイメント”Dialogue in silence”を体験しました。 https://taiwanomori.dialogue.or.jp 音声に頼らず対話をする達人である聴覚障害者のアテンドで対話の森へ。 ヘッ
最初と最後にお顔を合わせお話しさせていただく場所
こんにちは。森山医院にて受付事務を担当しております。医療に携わって参りまして20年近くになりますが、日々学ぶ事が沢山あります。今回、受付事務の日常業務についてご紹介させて頂きます。当院に受診され初めてお顔を合わせる所が【受付窓口】です。当院は内科・整形外科
1cmで生活が変わる? 多職種協働の訪問リハビリテーション
ちょっとした工夫によって生活の幅が大きく変わることがあります。最近、そんな経験をしました。右下肢の複数か所を骨折後、複数回の入院リハビリテーションを経て、当院の訪問リハビリテーションを利用されている70歳台の女性がいます。 訪問開始当初、歩いている様子をみ