医療機関での介護従事者として、これまでの経験を通しながら
患者さん一人ひとりが心地よく充実した日々をお過ごしいただけるように、
「その人が必要とされていることへの援助を柔軟な対応で」と心がけています。
入院中に、患者さんと他愛もないお話をする機会があります。
豊富な知識で長い人生を歩み、生きてこられた方々。
みなさん何らかの疾患を抱えながら、療養生活を送られています。
ケアの際に患者さんから「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことがありますが、
患者さんのお話やちょっとしたしぐさに、
私たちやほかの患者さんに対する、とても優しい思いやりを感じる事があり、
「こちらの方こそありがとう」との思いを伝えたくなることが多いです。
一人ひとりそれぞれの価値観をよく理解し、
尊重しながら信頼関係を気付けていくことの大切さを感じています。
これからも、誠意を持ちつづけ患者さんに向き合い、
素敵な発見やちょっとした気づきを得られたらと思います。
患者様にとって少しでも良いケアをできるよう、これからも自己研鑽に励みたいと思います。
著者:森山リハビリテーションクリニック 介護スタッフ 知花節子