先日、地区ケア会議に初めて参加しました。

地区ケア会議は、
地域に暮らす方々の暮らしを支える職種が集まり、
実際に関わりのある在宅療養者に、
より良い関わりが出来るよう
多角的な視点で意見を出し合う場です。

出席者が順番に自己紹介をした後、
1つの実例に基づき、話し合いをしました。

私は、管理栄養士として、
食事に絡む部分の意見や提案が頭に浮かび、発言をしましたが、
他の出席者からも、
【その人らしく生活すること】を目指し、
【そのために必要な関わりは何か】
という生活の背景にある見えない部分も含め、
多くの意見が出ました。

職種が違うと、
物事の見え方、とらえ方が変わる事、
広い視野を持って対象者を見ることの難しさを感じ、
私自身とても勉強になりました。

また、
これまでの私自身の取り組みを振り返る機会にもなりました。

以前勤めていた病院では、
管理栄養士が外来栄養指導以外の場面で
地域の方の生活を支えるという事をしておらず、
私も栄養指導や相談、入院中の情報提供以外で
退院後の生活に積極的に関わったことがありませんでした。

当院で勤務し始めた頃、
当然のように退院後の生活を見据え、
全スタッフが連携しあう姿に

「入院中の患者さんだけを見ていてはダメだ!!」
と、ハッとしたことを今も覚えています。

さらに、入院中の食事管理に比べ、
在宅での食事管理の方がはるかに難しいという事も感じます。

多くの人にとって、病院は生活の場ではありませんし、
少しでも長い時間、入院することなく、
住み慣れた場所で生活したいと思うのではないでしょうか?

当院では、様々な職種が在籍しており、
在宅での生活を続けながら、
訪問診療やリハビリテーション、栄養指導など、
必要に応じたサービスを提供しています。

今年度からは、当院でも訪問栄養指導を開始しました!!

さらに地域に目を向けると、
在宅生活を支える仕組みやスタッフが多くいること、
また施設を超えて連携していることを、
今回参加した地区ケア会議でも改めて感じました。

これからの時代、
地域包括ケアシステムの中で、
地域の方々を支えるスタッフの一員として、
管理栄養士の役割も大きいと思います。

私自身も地域の方に貢献できるよう努めて参りたいと思います。

森山リハビリテーションクリニック 管理栄養士 出原泉
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