1年間の育児休暇をいただき、
今年4月に外来看護師として復帰しました。


育児休暇中の1年間は、初めての育児に戸惑う事も多く、
日に日に成長していく娘に
母親として追い付くのに精一杯の毎日でした。


復帰にあたり当初不安もありましたが、
1年ぶりに外来で会う患者さんの中には、
「久しぶりだね!」
「無事に産まれたの?」
「子ども大きくなった?」
などと声をかけてくださる方も多く、
そういった患者さんの言葉や、
一生懸命にリハビリテーションに取り組まれる姿に
勇気づけていただくことが多かったように思います。


その中でも、今でも印象に残る、
とても嬉しかった出来事がありましたので
ここで紹介させて下さい。


失語症で外来リハビリテーションに通院されていたAさん。

1年前のAさんは、
診察室でも医師からの問いかけに
「はい。」と小さく頷いたり、
首を傾げたり、
いつもどこか不安気な表情をされている印象がありました。


しかし1年ぶりにAさんのお名前を呼び、
診察室に入って来られた姿を見てビックリ!!


一瞬
「あれ?違う患者さんだったかな?名前が違ったかな?」
と頭をよぎる程に印象が変わっていたのです。

Aさんは綺麗にお化粧をしていて、
笑顔を見せて私に会釈をしてくれました。
診察室では、
ゆっくりではありましたが自分から医師に質問をして、
思いを伝えることが出来ていました。

そんなAさんの姿が嬉しくて嬉しくて、
すぐにAさん担当の言語聴覚士に気持ちを伝えに行った程でした。


A
さんにとっては、
まだまだ思うように言葉が出ず、
もどかしさを感じているかもしれません。
自分自身では変化をそれほど大きく実感出来ていないかもしれません。

しかし1年ぶりに会った私には、
1年間のAさんのリハビリテーションの努力や成果が
とても素晴らしく感じられた出来事でした。


私がお休みをいただいていたこの1年間、
患者さん1人1人の1年間があったのだなと感じます。

外来リハビリテーションで能力向上を継続されている方、

外来リハビリテーションを卒業し地域の体操教室に自主的に通われている方、

リハビリテーションを続けていても進行性疾患のため落ちていく能力に悩まれている方・・・。

外来で1人の患者さんに関わる事が出来る時間は長くはありません。
しかし
その中でもしっかりと患者さんの背景や生活を見て、
患者さん1人1人のその人らしさが守られるように
看護師として出来ることを常に考えていたいと思っています。

1年間、看護から離れた時間を持ったおかげで、
看護の仕事の深さを改めて感じ、
患者さんを今までとは少し違った角度から
見ることが出来るようになったと感じています。


最後に、

小さく産まれた娘も、自分の意思でトコトコと歩き始め、
少しずつ言葉を覚え、色んな表情を見せてくれるようになりました。
2019.09 宗像ブログ
娘の成長の速さに追い付くことは出来ませんが、
私もまだまだ母親としてだけでなく
看護師としても学び成長していきたいと思っています。

森山リハビリテーションクリニック 外来看護師 宗像弘美
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