スタッフ「おはようございます!今日はお変わりありませんか?」

家族 「おはようございます。特にありません。宜しくお願いします」

スタッフ「了解しました!行ってきます!」

 

家族 「最近わがままになっちゃて大変です。父がご迷惑お掛けしてませんか?‥してますよね?」

スタッフ「大丈夫ですよ。とても楽しそうに頑張っていますよ」

家族 「本当にすみません!ビシバシ宜しくお願いします」

 

家族 「実は昨日転んじゃって・・・怪我は無い様なんですが・・」

スタッフ「えーっ!痛い所ないの?どこ打ちましたか?」

本人 「左に倒れたけどそんなに痛めてないから大丈夫」

スタッフ「取り敢えず、行ってみましょうか。看護師さんもいるから診てもらいましょう。そうしたら安心だし」

家族 「助かります!よろしくお願いします」
 

スタッフ「今日は頑張り過ぎちゃいましたー!午後はゆっくり休んで下さい」

家族 「分りました。ありがとうございました」

 

家族 「行けば楽しい様なんですが・・・朝になると駄目みたいなんです。デイサービスもそんな感じであまり行けてないんですけど」

スタッフ「通所中はしっかり出来ているし、とても楽しそうだし・・・メンタルの問題ならもう少し様子を見てみましょうか?こちらも努力してみますね」

家族 「分りました。ありがとうございます!」

 

日々こんな会話から通所が始まります。


常に万全ではない体調。
家族とのこの様なやり取りが一歩前進へと繋がるのではないかと思っています。

 

利用者の身体だけではなく、心のフォローも大切な事・・・
皆さんの顔を見るとそんな思いにさせられます。

 

明日もまた迎えに参ります!


森山リハビリテーションクリニック 介護事業部 介護福祉士 渡邊ちあき
2019年9月20日公開
2021年7月22日更新