約25年ぶりに水泳の大会に出ました。
地域の高齢の方々が、どのような泳ぎをされるのかにも興味があり「品川区民マスターズ水泳大会」
に出てみました。個人種目に335、リレーに71のエントリーがありました。
年齢で5歳毎の区分に分かれて競います。私の区分は「45~49歳」、「25m平泳ぎ」にエントリー。
自分がどれくらいのタイムで泳げるのか?見当もつかない状況で、不安いっぱいでの出場です。
当日にプログラムを見たら、隣のコースは大会記録保持者で、さらに外国の方だったので、国際大会気分になってワクワクしました。
スタート台に立つと自然と笑顔が出て、気持ちよく泳げました。
45~49歳の区分で3人中2位でした。思ったより泳げて楽しかったです!
自分のレースの前の組では元気な高齢の方を目の当たりにして、刺激を受けました。
「80~84歳」の区分の方もレースしていて、きれいで素晴らしい泳ぎでした。「60~64歳」の区分では大会新記録が出て、かなり早い記録で泳いでいました。
ちなみに、この日の私のタイムは「80~84歳」の「マスターズ水泳日本記録」とほぼ同タイムでした。
水泳を継続できている方々は姿勢もよく、はつらつと大会を楽しんでいる様子で、自分も力をもらいました。選手同士で楽しくコミュニケーションをとっていました。
自分の場合ですが、なんらかの大会にエントリー(参加)することで、そのために準備をしようと練習をするので、今までよりも活動的になり、健康にも気を配るようになります。
日々の生活の中で、このような参加の機会によって、活動が上がり、身体機能・心理状態も良くなっていく実感があります。
同じように「なんらかの参加の機会」があることで、障害のある方も機能・能力が良くなっていくことを経験します。
この地域での「参加の機会」に今後もアンテナを張っていきたいと思います。
森山リハビリテーションクリニック院長 和田真一