私たち言語聴覚士は、脳卒中後の言語障害(失語症、構音障害)や聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害など、ことばによる様々なコミュニケーションの問題がある方の言語練習をおこないます。 リハビリテーションを行う際は、その方の社会的背景を知ることはもちろん
コミュニケーション
障害のある人とのかかわり方 医療従事者との心理のギャップ
脳卒中や脊髄損傷などで麻痺などの機能障害が残存した場合、患者さんと医療者の障害に対する見解の相違(ギャップ)をよく経験します。 機能障害や活動制限が残存した患者さんは「病気をする前の自分」を基準にして「今の自分」を比較します。このため、回復がみられている場
訪問ST(言語聴覚療法)の宿題は十人十色
夏休み真っ只中となりました。お子さんのいる方は、「宿題やったの?」「宿題やりなさいよ」と一日に何度も声かけしているのではないでしょうか? また、夏休みのことを話すときに、「宿題は最初に終わらせていたか、最後まで溜めていたか」が話題になることも多いと思いま
新しい時代のコミュニケーションの出発点
森山リハビリテーションクリニックの受付事務部に所属しております。クリニックでは、職員が皆で協力し合って、生き生きと働いているのを日々感じ、私もクリニックの一員として働けて嬉しく思います。 さて、この間の研修でとても良いお話があったので一部ですがご紹介
静けさの中の対話
対話の森ミュージアムにおいて開催されている、音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテイメント”Dialogue in silence”を体験しました。 https://taiwanomori.dialogue.or.jp 音声に頼らず対話をする達人である聴覚障害者のアテンドで対話の森へ。 ヘッ
ニューノーマル時代のコミュニケーション
「マスクの着用」は今や新しい生活様式のひとつです。 しばしば、マスクをしていることで、 感情が伝わりにくくなるという話しを聞きますが、 それはマスクの着用だけが原因なのでしょうか? 笑顔の時は、口角が上がり目じりにしわが寄ります驚いた時は、目が開き眉が上
コミュニケーションの壁の解決方法
私が大阪から東京に出てきて10年近くが経ちます。 毎日、楽しく過ごしていますが、地域間の違いに悩んだことがあります。 最大の壁は【言葉(方言)】でした。 テレビなどでお笑い芸人や関西出身者が大阪弁で話をしているので、耳にする機会はあると思います。そのおかげ