先日、リハビリテーション科専門医・指導医の方が当院へ見学に来てくれました。 その先生から「当院の特徴」についてのアセスメントをメールでいただきました。組織内の人間ではなかなか自分たちの特徴に気付けないことが多く、このようなアセスメントは重要だと思いました
地域医療
地域の在宅医療で多彩な機能を使える森山リハビリテーションクリニック
森山リハビリテーションクリニックの使い方はさまざまです。「入院診療」「訪問診療」「栄養指導」「外来・訪問・通所リハビリテーション」などのサービスを通し、介護サービスや自宅環境の見直し、施設選定、生活状況の見直しなど、療養生活に欠かせないあれこれを一緒に考
地域の神経内科専門医が見た ただ手厚いだけではない森山リハビリテーションクリニック
先日、神奈川県秦野市のクリニックの神経内科専門医の先生が森山リハビリテーションクリニックをご見学され、当院についての感想をいただきました。以下に紹介いたします。 先日は、森山リハビリテーションクリニックの見学をさせていただき、大変有意義な時間を過ごさせ
特殊な医療機関の有用性を発信する
この2週間で、森山リハビリテーションクリニックの経験をまとめた学会発表を5つしてきました。 当院は特殊な形態の医療機関です。医療機関は「病院か無床診療所」がほとんどを占める中で、病院でもなく、無床診療所でもない。リハビリテーション科が中心になっている医療機
もうサルコペニアで悩まない! 地域医療 有床診療所の栄養管理
患者さんが「サルコペニアかどうか?」地域医療や、生活期リハビリテーションの臨床で、栄養管理に悩む場面は多いのではないでしょうか?サルコペニアは、1989年 IrwinRosenbergが提唱。“sarco”「筋肉」の “penia”「喪失」という意味です。高齢期にみられる「骨格筋量」
多職種連携で大切なこと:敬意をもって仲間と協働 地域包括ケアシステム 品川区
地域包括ケアシステムや生活期では幅広くICFを把握して関わる必要があります。特に全人的に関わるには医療だけでも介護だけでも不十分です。生活期や地域包括ケアシステムでは、自分の知っている情報だけでは専門職として仕事ができません。ですので、医療従事者も介護従事者
「育ててくれた地域への恩返し」をテーマにした医療
昨年6月に当院・森山リハビリテーションクリニックに入職し1年が経とうとしています。あっという間の1年でしたが、日々楽しく、新鮮な気持ちで働かせていただいています。 私は約30年前、大田区の東邦大学医学部に入学(和田院長の後輩です)、卒業して医師免許を取得し
有床診療所のケア 家族介護の経験が生きています
先日、患者さんのご家族がとてもイライラしている様子でした。いつも穏やかな方なのに、とても疲れているのかなと思い、「大丈夫ですか?疲れてませんか?」とそっと声をかけました。 ちょうどその日、退院日が決まり、ご家族は「家でどうしたら良いのか…」といろいろと不
中学生の職場体験・見学 医療機関(有床診療所)
新型コロナウイルス流行前の日常では、いろいろな方の見学受け入れをしていました。見学される側の学びにもなるため、流行の状況に合わせて徐々に、専門職や専門職を目指す学生の見学は再開しております。未だ中学生の職場見学は再会できていませんが、2019年6月19日のブログ
品川区 森山リハビリテーションクリニックだより 2022年12月
今年もあとわずかとなりました。皆様にとって、今年はどのような1年だったでしょうか。 コロナに振り回されてしまった方、充実した1年を送ることができた方、新たなスタートをきった方……それぞれにたくさんの思い出があるのではないでしょうか。 私たちにとって今年がど
全人的医療とは? 地域包括ケアシステムを支える リハビリテーション医療+総合診療
地域医療や地域包括ケアシステムに必要なのは、多職種連携や「全人的医療」だと言われています。「全人的医療」とはなんでしょうか?「全人的医療」=「リハビリテーション医療」+「総合診療」と考えます。地域医療は、「リハビリテーション医療」+「総合診療」でうまくい
品川区 森山リハビリテーションクリニックだより 2022年11月
朝晩とめっきり冷え込むようになりましたが、皆様ご体調を崩されておられないでしょうか。当院の病棟は、華やかな紅葉の装いになりました。まだ夏の余韻の残る頃から少しづつ作った色とりどりの葉っぱは、1枚1枚患者さんの手作りです。折る・切る・開く・貼るなど『出来るこ
生活を再構築する看護 有床診療所 入院中の看護
有床診療所の当院に入院される患者さんの平均年齢は約80歳です。患者さんによっては90歳を超える事があります。患者さんの年齢層からみても、日本の高齢化を肌で感じます。また、当院でリハビリテーションをされる患者さんの疾患は多岐にわたります。 その中でも、サルコぺ
品川区 森山リハビリテーションクリニックだより 2022年10月
秋を飛ばして冬?と思わせる気温の変化で、皆様ご体調を崩されてはいないでしょうか。『行楽』『食欲』『芸術』『読書』『スポーツ』などなど…様々な楽しみ方がありますが、皆様はどのような秋を楽しまれておられるのでしょう。 入院生活では、季節を感じることが難しくな
品川区 森山リハビリテーションクリニックだより 2022年9月
朝晩、だいぶ涼しくなって参りました。皆様ご体調にお変わりはないでしょうか? この夏はコロナに振り回されてしまった方が多くおられたと思います。心置きなく行楽を楽しめる秋は少し先になるかもしれませんが、上手く息抜きを入れることも大切ですね。 最近『ケアの論理