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リハビリテーション科有床診療所のお仕事

地域包括ケアシステムにおいて、地域で生活するために不足している「あったらいいな」を提供するという信念で、東京都品川区で唯一の有床診療所をしています。

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当院は、その患者さんにとって適切な全人的医療・生活期リハビリテーションを提供できます。
あおい會の理念「ひとり一人が輝いて生きる」が根付いているクリニックです

森山リハビリテーションクリニック
〒142-0054 東京都品川区西中延1-11-17
TEL: 03-6426-7318

摂食嚥下リハビリテーション

「リハビリテーション栄養」とは、ICF(国際生活機能分類)を用いて「栄養状態も含めたその方の全体像」を捉え、評価を行うことで、障害者や高齢者の機能・活動・参加、生活の質を最大限高めることができるよう栄養管理をおこなうことを指します。 実は、リハビリテーション
『有床診療所のリハビリテーション栄養 「森山リハクリだより2024年3月」より』の画像

10月に入り、急に寒くなりました。夏から冬へ一気に進んでしまったような気温の変化に、身体が付いていかない方もおられるのではないでしょうか。 今年は気温の変化だけでなく、インフルエンザによる体調不良も目立っています。 当院でもコロナウィルスと並行して、インフ
『品川区 森山リハビリテーションクリニックだより 2023年10月』の画像

この2週間で、森山リハビリテーションクリニックの経験をまとめた学会発表を5つしてきました。 当院は特殊な形態の医療機関です。医療機関は「病院か無床診療所」がほとんどを占める中で、病院でもなく、無床診療所でもない。リハビリテーション科が中心になっている医療機
『特殊な医療機関の有用性を発信する』の画像

患者さんが「サルコペニアかどうか?」地域医療や、生活期リハビリテーションの臨床で、栄養管理に悩む場面は多いのではないでしょうか?サルコペニアは、1989年 IrwinRosenbergが提唱。“sarco”「筋肉」の “penia”「喪失」という意味です。高齢期にみられる「骨格筋量」
『もうサルコペニアで悩まない! 地域医療 有床診療所の栄養管理』の画像

外来栄養指導は、糖尿病、心疾患(減塩)、脂質異常症、腎疾患など 食事制限が必要な疾患に対する栄養指導を継続的に行うことが多いです。 恐らく、皆さんの【栄養指導】に対するイメージも 【カロリー制限、塩分制限】など食事を制限する事ではないでしょうか? しかし

体のことを考えるとき、切り離せないものの一つに「栄養」があります。 最近コンビニでも、タンパク質入りと大きく表示された商品や飲みやすいプロテインが陳列されているのをよく目にするようになり、医療現場だけでなく社会全体で栄養に注目が集まっているような気がしま
『栄養とリハビリテーション』の画像

ミールラウンドとは、多職種で食事場面を観察し実際の食事場面から咀嚼・嚥下機能や摂食時の様子などの評価をおこなうこと、などと言われています。 当院では、医師・看護師・栄養士・言語聴覚士が、月に1回、嚥下機能が低下している患者さんや食事摂取量が少なく栄養状態の
『ミールラウンドとは ―退院後を見据えて評価・検討する』の画像

肺炎で亡くなる方は依然多いです。高齢者人口の増加で誤嚥性肺炎が増えているとされています。日本の22病院の多施設共同研究では、誤嚥性肺炎は、70歳以上の肺炎の約80%、90歳以上では90%以上を占めるとされています。 高齢者や脳卒中患者では、唾液などの不顕性誤嚥による
『断ち切りたい誤嚥性肺炎悪化サイクル』の画像

ご高齢の方にとって、毎日のお食事はとても大事です。 独居で食事の準備が困難な方でも、適切な栄養摂取ができるように、あるいは、介護者の負担を軽減できるように、ご退院時に宅配食をお勧めすることがあります。 その際に「たくさんあって、どう選べばいいのか分からな
『宅配食 ご本人におすすめの選び方』の画像

前回、管理栄養士でも理想の食事が続かないことをお伝えしました。そんな中で、私が食に対して意識していることは2つ。1つ目は、「旬を意識すること」旬とは、ある食材が1年で最もおいしく、栄養価が高くなる時期。人間がその季節に必要としている栄養素をたっぷりと含んでい

テレビやインターネット、雑誌などには食べ物の情報が溢れています。その影響もあって、・〇〇ダイエットをしている・酵素が良いと聞いたからジュースにして飲んでいる・毎食トマトを食べている  など、周りの方々から様々な宣言を聞くことがあります。皆さん、自分や自分
『管理栄養士の食卓 ー栄養士でも難しいー』の画像

誤嚥性肺炎後の摂食嚥下リハビリテーション診療では、誤嚥性肺炎悪化サイクルを断ち切るため、その患者さんの現状の「ベストな食べ方を確立する」ことが大事になります。確立した食べ方を継続することが、直接嚥下訓練になり、栄養状態の改善とともに嚥下機能も改善してくる
『誤嚥性肺炎後 嚥下機能を改善するには?』の画像

私は言語聴覚士として医療の現場に従事しており、脳血管障害や頭部外傷、変性疾患等による言語障害、高次脳機能障害、嚥下障害のある方の評価や練習などを主におこなっています。 嚥下障害のある患者さんには嚥下評価や機能練習を中心におこなっていきますが、「食欲がなく
『有床診療所での言語聴覚士としてのかかわり』の画像

品川福祉カレッジ:医療・リハビリテーション講座「食事場面における生活リハビリテーションの視点」というテーマのお話をする機会がありました。 この時期ですので、ZOOMによるオンラインで実施しました。打ち合わせもオンライン。初めてのことでしたのでドキドキでしたが
『食事場面の生活期リハビリテーション』の画像

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