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リハビリテーション科有床診療所のお仕事

地域包括ケアシステムにおいて、地域で生活するために不足している「あったらいいな」を提供するという信念で、東京都品川区で唯一の有床診療所をしています。

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当院は、その患者さんにとって適切な全人的医療・生活期リハビリテーションを提供できます。
あおい會の理念「ひとり一人が輝いて生きる」が根付いているクリニックです

森山リハビリテーションクリニック
〒142-0054 東京都品川区西中延1-11-17
TEL: 03-6426-7318

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筋力の指標にWBIというものがあります。 WBI (Weight Bearing Index: 体重支持指数)は、「等尺性膝伸展筋力(kg)」÷「体重(kg)」で表され、WBIと動作の関係性も多々報告されています。WBIを実際に計測するには筋力測定機器が必要となりますが、これを簡便に推定する「立ち
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Mayo-Portland Adaptability Inventory (MPAI-4)は、後天性脳損傷(脳外傷や脳卒中など)の生活期に重要で頻度の多い後遺症が網羅されたスケールです。 評価項目は29個あり、3つの下位尺度:能力尺度(感覚、運動、認知など12項目)適応尺度(気分、痛み、対人関係など12項目
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障害の考え方として「医学モデル」と「社会モデル」があります。図は障害の階層モデルで、上に行くほど生物学的、下に行くほど社会的です。医学モデルでは「障害」という現象は、個人の問題と考えます。つまり、「疾病」によって「活動制限」や「参加制約」が起きるという考
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今年もあとわずかとなりました。皆様にとって、今年はどのような1年だったでしょうか。 コロナに振り回されてしまった方、充実した1年を送ることができた方、新たなスタートをきった方……それぞれにたくさんの思い出があるのではないでしょうか。 私たちにとって今年がど
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地域医療や地域包括ケアシステムに必要なのは、多職種連携や「全人的医療」だと言われています。「全人的医療」とはなんでしょうか?「全人的医療」=「リハビリテーション医療」+「総合診療」と考えます。地域医療は、「リハビリテーション医療」+「総合診療」でうまくい
『全人的医療とは? 地域包括ケアシステムを支える リハビリテーション医療+総合診療』の画像

外来栄養指導は、糖尿病、心疾患(減塩)、脂質異常症、腎疾患など 食事制限が必要な疾患に対する栄養指導を継続的に行うことが多いです。 恐らく、皆さんの【栄養指導】に対するイメージも 【カロリー制限、塩分制限】など食事を制限する事ではないでしょうか? しかし

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有床診療所の当院に入院される患者さんの平均年齢は約80歳です。患者さんによっては90歳を超える事があります。患者さんの年齢層からみても、日本の高齢化を肌で感じます。また、当院でリハビリテーションをされる患者さんの疾患は多岐にわたります。 その中でも、サルコぺ
『生活を再構築する看護 有床診療所 入院中の看護』の画像

Monthly Book Medical Rehabilitation「訪問リハビリテーションで使える困ったときの対処法」が11月26日発売になります。出版社:全日本病院出版会, 編集企画:和田真一 https://www.zenniti.com/f/b/show/b01/1470/zc01/3.html 臨床にすぐ役立つように、訪問リハビリテ
『訪問リハビリテーションで使える困ったときの対処法』の画像

理学療法士の仕事として、歩行の評価や練習は大変重要なものだと思います。 例えば、平行棒内歩行→歩行器→杖歩行など歩行補助具の段階的なアップや、リハビリテーション室や院内廊下での練習を経て、屋外歩行など距離のアップを考えていくと思います。 経験などで「ここ
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体のことを考えるとき、切り離せないものの一つに「栄養」があります。 最近コンビニでも、タンパク質入りと大きく表示された商品や飲みやすいプロテインが陳列されているのをよく目にするようになり、医療現場だけでなく社会全体で栄養に注目が集まっているような気がしま
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脳卒中や脊髄損傷などで麻痺などの機能障害が残存した場合、患者さんと医療者の障害に対する見解の相違(ギャップ)をよく経験します。 機能障害や活動制限が残存した患者さんは「病気をする前の自分」を基準にして「今の自分」を比較します。このため、回復がみられている場
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秋を飛ばして冬?と思わせる気温の変化で、皆様ご体調を崩されてはいないでしょうか。『行楽』『食欲』『芸術』『読書』『スポーツ』などなど…様々な楽しみ方がありますが、皆様はどのような秋を楽しまれておられるのでしょう。 入院生活では、季節を感じることが難しくな
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リハビリテーションを行うにあたって、セラピストであれば患者さんに拒否をされた経験を持つ人は少なくないと思います。理由はともあれ、拒否をする・拒否をされるという行為はお互いにとって、とても疲弊する出来事だと思います。拒否をする方に多く使われる言葉として「意
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【ムーンウォーク動作の6相】という前の記事の動作分析をしたうえで、いよいよ、ムーンウォーク動作指導を被検者さんにしてみました。<指導前の被検者のムーンウォーク>全体的に言葉にすると「あ、ひょこ。あ、ひょこ。 ひょいひょいひょい。」頭部の上下運動が激しく、つ
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