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リハビリテーション科有床診療所のお仕事

地域包括ケアシステムにおいて、地域で生活するために不足している「あったらいいな」を提供するという信念で、東京都品川区で唯一の有床診療所をしています。

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当院は、その患者さんにとって適切な全人的医療・生活期リハビリテーションを提供できます。
あおい會の理念「ひとり一人が輝いて生きる」が根付いているクリニックです

森山リハビリテーションクリニック
〒142-0054 東京都品川区西中延1-11-17
TEL: 03-6426-7318

フレイル

生活期リハビリテーションは「急性期・回復期の後」の時期という文脈で語られることが多いです。しかし、この生活期の「急性期・回復期の後」というイメージは生活期の一部に過ぎないと考えています。「急性期・回復期の後」という流れは、「急性発症による中途障害」に対す
『生活期リハビリテーションは急性期・回復期の後だけではありません』の画像

患者さんが「サルコペニアかどうか?」地域医療や、生活期リハビリテーションの臨床で、栄養管理に悩む場面は多いのではないでしょうか?サルコペニアは、1989年 IrwinRosenbergが提唱。“sarco”「筋肉」の “penia”「喪失」という意味です。高齢期にみられる「骨格筋量」
『もうサルコペニアで悩まない! 地域医療 有床診療所の栄養管理』の画像

肺炎で亡くなる方は依然多いです。高齢者人口の増加で誤嚥性肺炎が増えているとされています。日本の22病院の多施設共同研究では、誤嚥性肺炎は、70歳以上の肺炎の約80%、90歳以上では90%以上を占めるとされています。 高齢者や脳卒中患者では、唾液などの不顕性誤嚥による
『断ち切りたい誤嚥性肺炎悪化サイクル』の画像

フレイルは以下の図のように3つの要素から成り立っていることを念頭に置くことが重要です。 「身体的フレイル」は、筋力の低下により歩行やバランスに障害が生じ、転倒しやすい状態となるとされています。以前ご紹介したサルコペニアや、ロコモティブシンドロームも身体的フ
『フレイルの3要素の関係性を考慮したリハビリテーション』の画像

皆さん「フレイル」という言葉を聞いたことはありますか?フレイルは予防が重要と考えられ、知っていれば防げる面があると考えます。高齢者が健康な状態から急に要介護状態に移行することは、脳卒中などのケースでみられます。しかし、今後人口増加が見込まれる後期高齢者(7
『予防が大事 フレイルとサルコペニアの関係性』の画像

地域のリハビリテーション診療における栄養管理では、食が細くてだんだんと体力が落ちてきたので「なんとか食事を多く摂って欲しい」患者さんと多く遭遇します。そんなときにどんな対応・対策をすればいいのでしょうか?食べてもらうために私たちが心掛けて実践していること
『地域医療における有床診療所の栄養管理 少ない努力でエネルギー摂取』の画像

有床診療所である森山リハビリテーションクリニックの栄養部では、患者さんの栄養管理、食事提供、NSTによる月一度の食事回診、咀嚼チェックガムによる咀嚼力の評価などを、医師をはじめとする多職種と連携しおこなっています。【おいしく安全なお食事を】患者さんへ美味しく
『おいしい病院食 入院生活の楽しみも提供したい栄養部です』の画像

「フレイル対策シリーズ」の第3弾で「呼吸器系と健康長寿・フレイル対策」という書籍の分担執筆を担当し、2020年3月に発刊されました。慢性呼吸器疾患による負のスパイラルをどう抑止するか「健康長寿・フレイル対策」が解説されています。超高齢社会を迎えた本邦では、要介
『呼吸器系と健康長寿・フレイル対策』の画像

日本リハビリテーション医学会学術集会で理学療法士として関連専門職のポスター発表をしました。昭和大学大学院博士前期課程で研究した内容を発表して参りました。私の研究は「サルコペニア」に関する内容で、骨関節・軟部組織疾患のセッションで発表させていただきました。
『第56回日本リハビリテーション医学会学術集会での発表を通して』の画像

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