森山リハビリテーションクリニックの使い方はさまざまです。「入院診療」「訪問診療」「栄養指導」「外来・訪問・通所リハビリテーション」などのサービスを通し、介護サービスや自宅環境の見直し、施設選定、生活状況の見直しなど、療養生活に欠かせないあれこれを一緒に考
外来リハビリテーション
リハビリテーションで大事なこと「いつもと何かが違う」違和感
私は患者さんのリハビリテーションを行うにあたり、「いつもと何かが違う」違和感を大切にしたいと考えています。例えば、息づかい、会話するときの視線、体を支えた時の重み、履いている靴、動作のやり方など、列挙したらキリがないのですが、「いつもと何かが違う?」と感
脳卒中の生活期リハビリテーション「主体性を尊重する」
脳梗塞や脳出血後、長期間経ったときに陥りやすい問題として、「リハビリテーションの目的化」「活動・参加につながらない機能練習」などがあります。より良い生活の再構築に手を付けずに、機能練習に長期間固執してしまうケースです。身体機能回復を図るのはもちろん重要で
リハビリテーションの適応 外来リハビリテーション 品川区
品川区にある当院では、提供しているリハビリテーションが4種類あります。もちろん、リハビリテーションであればどれでもよいわけではなく、4種類それぞれに適切な適応があります。「どのような考え方で適応を考えているのか?」リハビリテーション医療は、疾病・外傷で低下
リハビリテーション科中心の有床診療所は何をしているのか?(2)
森山リハビリテーションクリニックは多様な機能を持っています。当院は品川区では珍しい有床診療所です。有床診療所の入院診療も「なにやっているの?」という質問を耳にします。その質問に一言で答えるとすると、当院の入院では「しっかりと生活の見通しを考えたうえで、リ
失語症のリハビリテーションはどのくらい続けるのか?
「脳梗塞後の失語症のリハビリテーションは どの位続けるのが良いですか?」というご質問を受けることがあります。「個別性が高いので一概には言えないです」では答えにならないので、一定の指針として以下のようにご質問にお答えしています。 【年単位で変わってくること
受付事務部のブレイクタイム
「今まで出来なかった動作が出来るようになったよ」外来リハビリテーションのあと、会計の際に嬉しそうにお話をしてくださった患者さんがいらっしゃいました。その後、担当療法士にその事を伝えたところ、「リハビリテーション治療時もその話をしていました。受付にもお話し
外来看護の醍醐味
誰しも一度は受診を経験したことがあると思います。それは、大学病院のような大病院であったり、クリニック、医院といった地域のかかりつけ医的な医療機関であったりとさまざまで、また受診の仕方も定期的なものや緊急的なものと様々でしょう。ご自身が受診された時の医療機
言語聴覚士として大事にしていること
私は言語聴覚士として、当院に勤務しています。私が患者さまにお会いする時に気をつけていることは、その日のリハビリテーションを開始したその瞬間から、患者さまから得られる情報を見逃さないことです。例えば、リハビリテーション時に毎回行うフリートークでは、今日の体
1年間の育児休暇から学んだこと
1年間の育児休暇をいただき、今年4月に外来看護師として復帰しました。育児休暇中の1年間は、初めての育児に戸惑う事も多く、日に日に成長していく娘に母親として追い付くのに精一杯の毎日でした。復帰にあたり当初不安もありましたが、1年ぶりに外来で会う患者さんの中には
リハビリテーションの役割と看護の役割 「生活過程を整える」
私はこの有床診療所で病棟・外来業務、訪問診療の同行、通所リハビリテーションとさまざまな業務内容を経験させていただきました。現在は午前中通所リハビリテーション、午後は外来で業務を行っています。有床診療所勤務が始めての私にとってはどれもこれもが新鮮で、書きき
健康情報紙に森山リハビリテーションクリニック
「健康と良い友だち」から取材を受け、いきいき生きるための健康情報紙「健康と良い友だち」2019年2月号の中のコーナー「わが街ザ・ドクター」に取り上げていただきました。概要は、より楽しく生きたいという高齢者の希望を実現するうえで、その方の状態に基づく適切な目標に